介護の仕事って実際どうなの?①
どーも!パパオです!
今回は私がしている介護の仕事についてお伝えしたいと思います。
私は福祉系の四年制大学を卒業して社会福祉士及び介護福祉士を取得し、特別養護老人ホームに勤務しました。
そこでは介護業務を主に行い、経験年数が経つとともにリーダーになって管理業務も合わせて行うようになりました。
○介護業務って具体的に何するの?
介護と一言で言ってもその内容は多岐に渡ります。生活全般の支援といえばいいでしょうか。
私たちの生活に当てはめてみるとわかりやすいと思うのでそれで説明します。
朝の場面で考えてみましょう。順番は人によってそれぞれだと思うので私のルーティンでお伝えします。
私は朝起きてトイレに行き、洗顔、着替え、身支度を整えたいあと、朝食の準備、朝食を食べる、後片付けをする、出社といった流れで出かけます。
特別養護老人ホームなどの高齢者施設に入所されている方は、何らかの病気や障害により上記にあげた朝のルーティンの内のいずれか、もしくは全てを行う事が困難になってしまい誰かの手を借りないと生活する事ができない方が利用されています。
そこを介護職が支援しながらできるだけ普通の暮らしに近づけるよう関わっています。
着替えをとってみても、例えば脳梗塞の後遺症により麻痺が残ってしまった方の場合、片側の手足は動かないため片側の衣類を通す介助が必要になります。
食事をとってみても、高齢になる事で飲み込む力が若い頃に比べて困難になりむせやすくなってしまいます。そういった方に食べやすい形状に刻んだり、水分にトロミをつけて飲み込みやすくしたり様々な支援が求められます。
○介護職は生活の専門家
介護職をお伝えするのにこの言葉がしっくりきます。
高齢者は病気や障害に伴い様々な行動が制限されます。その行動制限が何によって起こり、どのような支援が必要なのか分析してその方にとって必要な支援を行う事が大切です。
過度な支援はその方が元々できる事さえも奪ってしまう可能性があるのでよく見極める力がある求められます。
また人によってはほとんどの事を行う事ができない方もいらっしゃいます。そういった方でも食事がどれくらいとれたか、排尿や排便が定期的に見られているか、健康状態はどうかなど、その方がどういった状態にあるのかを把握しておかなければなりません。
かなりざっくりした説明ですがこの内容だけでも仕事が多岐に渡ります。しかしやりがいを持って介護職はやりがいのある素敵な仕事です。介護の仕事について今後も何回かに分けて紹介していきたいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました。