介護職・資産運用ブログ

はじめまして!介護職キャリア10年目のアラサー男のパパオです。介護にまつわる話や日々の子育て、以前から興味があった資産形成について書いています。ブログ初心者ですが1人でも多くの方に共感してもらえるブログ作りを目指していきます!

介護業界のICT化について①

どーも!パパオです!

 

今回は介護業界のICT化について考えていきたいと思います。

 

現代においてスマートフォンやパソコンは欠かせないものになっている人がほとんどだと思います。私も今パソコンでブログを書いていますし、スマホで連絡をとったり情報収集する生活になっています。

 

生活だけではなく仕事でもスマホやパソコンはなくてはならないものだと思います。しかし、介護業界においては今でも手書きの記録やチェックをしているという事業所が大半だと思います。なぜ介護業界は手書きの記録が根強く残っているのでしょうか?

 

その理由は2つあると思います。

1つ目として若い職員が少ない事業所が多くスマホやパソコンへの記録が浸透しにくい。

2つ目として個人的な感覚ですが手書きで書いた方が効率がいいと考える職員が多い。

 

これについてもう少し解説していきます。

 

1つ目の若い職員が少ない事業所が多いというのは介護業界の平均年齢からもわかります。これについては「平成29年度 介護労働実態調査」の結果から読み取ることができます。

介護業界には介護職員だけでなく看護職員や生活相談員、介護支援専門員など様々な職種で構成された業界です。その平均年齢を見ても全体で47.4歳。介護職員に限定すると44.3歳ですが訪問介護職員に至っては54歳となっています。

特に訪問介護職員については50代、60代の方が従事している割合が多い為、会社がどちらでもいいという方針であれば記録は手書きと考える方が多いのではないでしょうか。

またどうしても若い方に比べるとスマホやパソコンに詳しくないと感じる方が多いのも1つの要因だと思います。

 

2つ目については私の経験談でもあるのですがこのように考える方も少なくないのではないでしょうか。

以前勤めていた特別養護老人ホームで記録を手書きからパソコンへ移行しようという動きがありました、しかし日々忙しなく動いている所だったのでなかなかパソコンに向かって記録をしている余裕がないのが正直なところでした。手書きでの記録が浸透している職場だったのでとりあえず手書きした記録をパソコンに打つという無駄な作業も出てきてしまったり、そもそもパソコンに打つ必要性に疑問を感じることも多かったです。

また大体の事業所で使えるパソコン1台とか2台とかだと思います。そうなると記録の為にパソコンの争奪戦になってしまったり、打つ時間がなくて記録の為に残ってしまうという事が日常茶飯事でした。

 

そのような中で記録業務をできるだけ簡素化しようとICTの導入が叫ばれています。これについては次回のブログで説明したいと思います。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

介護の転職について実体験を踏まえて考えてみた。

どーも!パパオです!

 

今回は『転職』について考えてみたいと思います。

 

私は介護歴10年の中で1度だけ転職を経験しています。転職経験のある方はどのようなことがきっかけで転職しましたか?職場の人間関係や仕事内容と答える方が多いと思います。

 

私の転職のきっかけは都内で行なわれたとある研修に参加した際に、壇上に立って話をしていた方に共感したことがきっかけでした。研修の後でその方と直接話す機会があり、スキルアップの為に転職することも悪くないかなと考えてしまいました。そしてその方が勤めていた所が今の私の職場になっています。

 

前の職場に不満は特にありませんでした。人間関係が悪かったわけでも仕事内容に不満があったわけでもないのです。未だに以前から仲の良かった職員とは交流もあります。しかし、自分自身をより高めたいという気持ちの方が強く長女が産まれて間もないタイミングではあったのですが転職を決意しました。

 

転職は終身雇用制度が崩壊している現状を考えれば、より良い所に移る行為は当然のことだと思います。特にこの介護業界においてはその要素がより顕著になっています。超がつくほどの売り手市場の中で、少しでも良い条件や良い環境を求めるのは自然な流れです。

 

ただ転職に悩んでいる方に伝えたいことがあります。転職はとても労力がいる作業になります。転職すると決めてからは今働いている職場の上司に伝えて、退職日を設定します。そして退職日に合わせて引き継ぎ作業をしなければなりません。各種業務の書類整理や担当利用者様の事など私の代わりになる職員が困らないように準備しなければなりません。私はその当時グループの主任と言う立場だったので、業務に関する様々な書類を作成していました。その点でも骨が折れる作業でした。

 

引き継ぎが上手くいっても、転職すると様々なものを失ってしまいます。まずは立場です。特に役職についていた職員にとってこれは大きいと思います。職務に対する責任もそうですが、何より給料が少なくなるのは避けられません。もし役職者で転職を考えている人は、転職先での待遇などと天秤にかけてよく考えましょう。

 

また職員や利用者様との関係性も一からになってしまいます。良い関係性を転職先でも築いていけるかはその人次第になります。転職活動で施設を見ることはあってもその内情までは誰にもわかりません。入ってみて自分がどのように行動していくかにかかっていると思います。

 

しかし、デメリットばかりではありません。もし同業種への転職であればこれまで培ってきた知識や技術は活用できると思います。また以前の職場と転職先での比較もできるので個人的にはそれが面白かったです。

 

そして新しい価値観の創造や広い視野で仕事を見ることができると思います。私にとってはこれが一番良かったことです。1つの職場だと偏った考えになりがちなのであまり多すぎても良くないとは思いますが、複数の事業所を経験できることは決して無駄ではないと確信しています。私は転職したことは結果的に見ればよかったと思っています。

 

もし転職に悩んでいる方の一助になれば嬉しいです。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

介護業界の人材不足はかなり深刻…

www.care-mane.com

 

どーも!パパオです!

今回も気になる記事から介護業界についての事を書いていきたいと思います。

 

介護は昔から人手不足で不景気な時の受け皿的な言われ方もされています。

しかし、最近は介護に限らず飲食業界や運送業界、建設業界など人口減少に伴いどの業界でも人手不足。

介護はより選ばれにくい業界となっていってしまっています。

 

そんな中で高齢者はますます増えていくのに介護する人がいないでは困るので国も様々な処遇改善策を行ってきました。処遇改善加算や就職支援、資格取得支援などです。

 

しかし、この記事にもある通り残念ながら十分な成果は出ていない」「かなり厳しい状況にある」のが実際のようです。

 

その中でも「介護職員の有効求人倍率は過去最高レベルにある。全産業より2ポイント以上高い3.95倍(昨年度)。全ての都道府県で2倍を超えており、4倍超に至っているところも少なくない。最も高い愛知県は6.19倍(今年4月)」

 

これはかなり深刻と言えます。ただでさえ人手不足で有効求人倍率が高いのに介護業界だけは突出しているのがわかります。

 

 なぜこのようなことになってしまっているのか…

 

やはり賃金の問題は大きいのだと思います。記事にもありますが、国は処遇改善などの施策を度々行っています。それでも全産業平均が36.6万円に対し介護職員は27.4万円。その差は9.2万円もあります。

 

これは私のように子育てをしている男性には躊躇してしまう一つの要因だと思います。

 

今年の10月に消費税増税とともに特定処遇改善加算が始まりますが、どこまでの処遇改善がなされてるのかは不透明です。処遇改善しても職員によってはその恩恵を受けられない人も出てくることも考えられます。そうすると何らかの反発が出てくることも否定できません。

 

これからも施策が実施される10月まで国の有識者が集まって様々な議論をしていくと思われるのでその内容をしっかりチェックしていきたいと思います。

 

 

どの介護現場でもこの人手不足は顕著で、場所によっては職員が集まらないために一部しか開所できなかったり、サービス利用定員を減らしたり、事業所の倒産に追い込まれているという話も珍しくなくなってきました。

 

これから介護業界はどうなっていってしまうのか…

不安しかありませんがこの賃金改善で少しでも職員がやりがいをもって長く働けるモチベーションの1つになれば嬉しく思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

特定処遇改善加算について考える

www.caremanagement.jp

どーも!パパオです!

 

今回は仕事についての内容を趣向を変えて介護職の給料事情に関する内容をお伝えしたいと思います。

 

介護は一般的なイメージとして「給料が安い」「休みがとれない」「仕事がきつい」といったイメージを持たれる方が多いと思います。

 

その中でも給料が安いについては今年の10月に予定されている消費増税に伴って大規模な処遇改善が行われます。

 

テレビなどでも報道されている勤続10年以上の介護福祉士の月収を8万円引き上げるという話です。

先月あった参議院選挙で与党が勝利したことから賃上げの実施は確実のものになりそうです。

 

この8万円が支給される範囲が概ね決まったようなのですが、最近このような記事が出て少し気になっています。

 

『特定処遇改善加算、介護と兼務するケアマネなら高い賃上げも』

 

 

これはケアマネジメントオンラインというサイトの情報から引用したものです。

 

その記事によると特定処遇改善加算は職員を

①経験・技能のある介護職員

②他の介護職員

③その他の職種

 

に分けて①の人が一番多くの配分を得られる仕組みになっています。

①に該当するかたというのはほとんどが介護現場でリーダーや主任などの役職に就いている方がほとんどだと思います。そのような方々の処遇が上がることはとても良いことだと思います。 そういった方が今の現場を支えているといっても過言ではないので、今の現場の為にも真っ先に改善してもらいたいですね。

 

 

この特定処遇改善加算を私に当てはめて考えてみます。私は現在、生活相談員兼ケアマネという立場ですが現場に入っていることも多いです。しかし現状の勤務体制でも③その他の職種に分けられると思っていました。

 

しかし記事には介護業務を兼務するケアマネや看護師については①や②に区分することは可能だという見解を示しています。その判断は労働実態を勘案して事業所内で検討してほしいとの事です。

 

貰えないと思って諦めていましたが、現場で仕事している事が多い現状なので、今はその辺りを考慮して少しでも貰えると嬉しいと思っています。

 

 全く現場とは離れて仕事をしている生活相談員やケアマネジャーがほとんどだと思いますが、私のような特殊な働き方をしているとよくわからなくなってしまうのですが、一応処遇改善加算も少し頂いているので、会社の方々にもその辺を考慮して処遇改善をお願いしたいものです。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。 

介護の仕事って実際どうなの?④

どーも!パパオです!

 

今回は介護の仕事ってどうなの?の最終回としたいと思います。

 

地域包括支援センター

 

地域包括支援センターとは要介護の認定を受ける前の方が、保健、医療、福祉の窓口として設置されている機関です。また介護予防や虐待防止の観点からも重要な役割を果たしています。

全国の自治体の中学校区程度の広さを管轄しています。

 

配置される職員は法律で定められており保健師、主任介護支援専門員、社会福祉士となっています。この3種類の専門家がお互いに協力しながら高齢者と家族の悩みや課題の解決に取り組んでいます。

 

具体的な仕事内容としては

①介護予防ケアマネジメント

②総合相談支援

③権利擁護

④包括的継続的ケアマネジメント支援

 

の4つです。簡単に説明すると

 

①要介護ではなく要支援となった方の介護予防ケアプランの作成や認定を受けていない人への介護予防教室(運動や脳トレなど)を行なっています。

②高齢者に関する幅広い相談を受け付け、様々な制度や地域の社会資源の紹介などを行います。必要に応じて訪問相談も行なっています。

悪質商法などへの対応や啓発活動、高齢者虐待の早期発見や成年後見制度の手続き支援などを行なっています。

④介護支援専門員を対象とした研修会やネットワーク作り、困難事例へのアドバイスなどわ行なっています。

 

という内容になります。私は半年ほどしか地域包括で働いていなかったのでこの程度の内容ですが、最初に介護の事で困った時の相談窓口という感じでいいと思います。

 

⑥居宅介護支援事業所

 

居宅介護支援事業所とは介護支援専門員が在宅に住んで生活している要介護認定を受けた方のケアプランを作成したりサービス事業所との連絡調整をする所になります。

 

例えばデイサービスに週3回行って、土日はショートステイ、朝だけ訪問介護で食事作りをお願いしたい!

 

といった要望があったときにその要望に可能な限り近づけるようケアプランを作成し、ケアプランに基づいたサービス事業所の選定、連絡調整を行うなどの事を行います。

 

サービスがしっかり提供されているかを定期的に訪問して聞き取りをしたり、事業所に行ってサービス提供時の様子を聞いたりして評価することも大事な仕事です。(モニタリングといいます。)

 

介護支援専門員は介護保険制度の要ともいわれる仕事で、居宅介護支援事業所だけでなく、地域包括支援センター介護保険施設、最近では産業ケアマネといって一般企業への就職も有り得る話になってきました。それだけ今の日本の介護を根底から支えている仕事といっても過言ではありません。

 

今回の介護の仕事ってどうなのシリーズは私が今まで経験してきた事を踏まえて説明をしてきました。

 

今現在、福祉の仕事に就いている方や就職を考えている人の参考になる内容だったら嬉しいです。今後も引き続き自己研鑽を重ねながら記事の内容もブラッシュアップしていきたいと思います。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

久しぶりに投稿!& 報告!

 

どーも!パパオです!

お久しぶりです!

 

しばらく音沙汰なかったですがとりあえず元気にしています。

 

ブログを始めて2カ月ほどですが継続の難しさを痛感しました。最初の頃は何とか継続できていたのですが、仕事をしながらだと疲れもあり文字を打つ気が失せてしまっていました。

 

ブログで生計を立てていらっしゃる方を見ると本当にすごいと感じます。

 

また少しずつ記事を投稿していけたらと思っています。

 

また1記事にあたり千文字程度を目安に考えていましたがそれがかえってハードルを高くしてしまっていたのでそういった事は考えず気軽に書いていきたいと思います。

 

とりあえず近々『介護の仕事ってどうなの?』シリーズを再開したいと思っています。

 

 

 

今回久々にブログを書いたのはIPO投資でまさかの当選がありましたので報告したいと思います!

 

今年に入って2件目の当選となったのですがその銘柄は『ブシロード』という銘柄です!

 

ブシロードと聞くとトレーディングカードゲームの会社のイメージが強いのですが調べてみるとプロレス興行などの事業も手がけているようで知名度もある会社なので初値が注目されます

 

今回はSMBC日興証券が主幹事だったのですが当選したのはまさかのマネックス証券でした。 f:id:masa5017:20190721192803p:image

 

当選の文字を見たときは本当に驚きました。今年の運を使い切ってしまったような気分ですが、初値で売るかしばらく保有するかはゆっくり考えたいと思います。

 

とりあえず近況報告でした。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

介護の仕事って実際どうなの?③

どーも!パパオです!

 

今回も介護の仕事についてお伝えしたいと思います。

 

訪問介護

 

実際に利用者のご自宅に訪問し指定されたサービスを提供します。排泄や入浴介助に限らず、調理や掃除、買い物などの生活援助と呼ばれる支援も含まれます。時間が決められているのでその時間の間しか利用できませんが、この時間だけはどうしても介護ができないといったニーズに応えるサービスとなります。

私は実際の訪問介護だけでなく住宅型有料老人ホームでも訪問介護をしていました。不思議なもので有料老人ホームの居室も在宅としての位置付けになるので介護付き有料老人ホームでなければ、居室でのサービス提供は訪問介護となります。

在宅でのサービス提供は職員にとっては慣れない環境で行うため、高度な技術が要求されるサービスといえます。

 

④デイサービス

 

デイサービスセンターに日帰りで通い、食事入浴、レクリエーション、機能訓練等を受けられる介護サービスです。利用者の社会的孤立感の解消や心身の機能の維持、ご家族の介護負担の軽減等を主な目的としています。

デイサービスは今ではどこにでもある印象ですね。それだけ日帰りサービスのニーズは高く、利用者の健康維持や介護予防の目的などでも広く使われています。

私がデイサービスで働いていた頃は利用者の方々と料理を作ったり、外出に出かけたりして楽しく仕事していました。自立度が高い方が多くコミュニーケーションも弾みます。

 

⑤有料老人ホーム

 

今では特別養護老人ホームよりも馴染みがある方も多いのではないでしょうか?

最近では有料老人ホームが色んなところに建設されています。有料老人ホームには主に4つの形態があり『介護付き有料老人ホーム』『住宅型有料老人ホーム』『健康型有料老人ホーム』『サービス付き高齢者住宅』です。

 

介護付き有料老人ホームは限りなく特別養護老人ホームに近いイメージです。施設で日常的な介護を受けられる施設です。

住宅型有料老人ホームは主に居住がメインの施設です。サービスを受けたい場合は訪問介護やデイサービスなどの事業者と契約してサービスを受ける形になります。

健康型有料老人ホームはより自立に近い方が利用する施設です。温泉やスポーツジムがあったりと健康維持のための設備が整っているのが特徴です。

サービス付き高齢者住宅は住宅型有料老人ホームと同じようなイメージです。住まいがメインで、サービスも契約次第で受けられるといったところでしょうか。

 

私も全ての形態の有料老人ホームで勤務した事はないのでざっくりとした説明ですが、次回は地域包括支援センター、居宅介護支援事業所についてお伝えしたいと思います。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。