SOMPOケアのリーダー級介護職と看護職の賃金が同等になる記事を読んで感じたこと
どーも!パパオです!
今回は長いタイトルですが、先日SOMPOケアのニュースを読んだのでそれについて書いていきたいと思います。
そもそもSOMPOケアとは…
保険会社大手のSOMPOホールディングス株式会社が親会社でもある介護事業を行っている会社です。主な事業内容としては有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅、グループホーム等の運営を行っています。
施設数だけで見ても有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅を含めても400施設以上あり、ほぼ全ての都道府県にSOMPOケアの施設があってもおかしくない状態です。
そんな介護業界でも大手といえる規模のSOMPOケアが先月26日に出したニュースがこちらです。
リーダー級の活躍をして現場を支えている介護職員の社員の賃金を、2022年までに看護師と同等の水準まで引き上げると発表した。
SOMPOケアは、「十分な介護技術、知識を持つ社員に対して、その専門性の高さを評価して納得感のある処遇とする」と説明。職場環境の改善やキャリアアップの仕組みの進化、ハラスメントの撲滅などに引き続き注力する意向も示した。
これに関しては素晴らしいことだと思います。介護職員の給料は未だに全国の平均年収以下という状態です。10月に特定処遇改善加算が予定されていますが、まだまだ介護職の給与を引き上げてもらいたいと感じています。
そんな中で大手のSOMPOケアがこういった取り組みをすることで他の介護事業を手掛ける企業にも刺激になったのではないでしょうか。
具体的な金額としては…
リーダー級の介護職員の社員は年間で最大約80万円、それ以外の介護福祉士などの社員は最大約65万円アップする。訪問介護や通所介護などのパートタイマーの時給も110円増やす。夜勤手当も改めて設定し直す考え。リソースは人材確保が特に困難な地域、業態へ重点的に振り向けるとした。SOMPOケアが提示したモデル年収は以下の通り。
特に長い間、介護職として勤めてリーダーになった職員にとっては、これだけの処遇改善は大きなニュースでもあります。結婚や子供を給与の為に諦めていた人たちにも強い後押しになると感じました。
人手不足はどの業界にもあることですが、介護分野は突出して人手不足感も高いですその要因の1つに給与水準の低さがあると思います。
こういった処遇改善がこれからも様々な企業で実施され、介護職も満足な給与が得られる職業になってほしいと願っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。